オーケストラ・ソノーレ長野 公式ホームページ

過去の演奏会

G.ヴェルディ/「椿姫」より 2重唱 ”乾杯の歌”

Giuseppe Verdi (1813-1901)
LA TRAVIATA Duetto “Libiamo ne' lieti calici”

パリ社交界の花形娼婦ヴィオレッタに恋する田舎の青年アルフレード。舞踏会に集まった人々に促され、アルフレードはヴィオレッタへの愛を込めて「乾杯の歌Libiamo ne’ lieti calici)」を歌う。彼の真剣な告白を軽く受け流すヴィオレッタだったが、次第に真実の愛情に心動かされていく。間もなく彼女は華やかな社交界から身を引き、田舎でアルフレードと二人で暮らし始める。しかしある日、アルフレードの父が娼婦だった彼女の過去が彼の妹の縁談に差しさわりがあるので別れてほしいとお願いに来る。泣く泣く彼女は別れを決意。再び元の世界へ戻っていく。事情を知らないアルフレードは、ヴィオレッタが心変わりしたものと誤解し、激怒する。パリに戻った彼女を探し出し、舞踏会の場で彼女を罵ったうえ、彼女のパトロンと決闘。アルフレードはパリにいられなくなり、一人外国に旅立つ。しかし数か月後、彼女が重い病の床に伏していることを知り、彼女のもとに戻る。再会を喜び、愛を確かめ合う二人だったが、アルフレードの腕の中でヴィオレッタは短い生涯を終える。

(アミーチ デル ベルカント団員 Y.U)

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